お祭り

14日の土曜日。

オット君は、朝帰り。

呑みに行っての朝帰り。

どうやら始発で帰って来たらしい。
てことは6時くらいに家に着いて、眠ったのは6時半というところか。

私は通常通り、8時くらいに起床。
少し眠かったけど、遠~くから聞こえてくる笛の音で起きることにした。

ピ~ヒャラピ~ヒャラだ。

太鼓も鳴りだした。

だんだん近づいてくる。

お。

神輿を担ぎ始めたようだ。
笛と太鼓の音も大きくなってきた。
そして男たちの掛け声。

う~ん、お祭りだね~

なんてノンキに思ってたら。

わ~~~
大音量だ
あまりの大音量に窓から外を見てみる。

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こんなことになってた。

マンションの横で止まってる神輿。
見物客の為に、しばらくそこで神輿を担いで見せてるのだろう。
なにせ4年に1回のお祭り。
ここは古い漁師町。
漁師にとって祭りは大切な行事だったろうし、それが現在でも受け継がれてるのでしょう。
なので、命かけてんじゃない?っつーぐらい、盛り上がっちゃうのだ。

4年間、練習した神輿の担ぎ方を見とけーーーー

てなモンだろうか。

しかし、ホントすごい音量。

……

笑える。

これは笑える。

私は笑いをかみ殺し、6時半に就寝したであろうオット君を覗き見。

「シンドイだろ~な~~~くっくっく」�t�t�t�A���܂�������c�B

神輿、立ち去る気配、全然ナシ。
いつまでたっても大音量。
どれくらい大音量だったかというと。

ネコの顔がひきつるぐらい

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これで分かって貰えただろう!

……

分からんゾ?
����

いくらネコが顔をひきつらせても神輿は立ち去らず、
音量小さくなるどころか、ますますエキサイトしてきた。

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 ポヂ、コワいの?

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 見てくれば?

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 きゃッ!
 ポヂの顔の方がコワいヨッ

どうやらアクビで緊張をほぐしたようだ。

意を決し、ベランダへ向かうポヂもん。

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 腰、ひけてンじゃん

ヘッピリ腰で外を覗くポヂ。
ま、そこからじゃナンにも見えないけどね。

やっぱりコワいらしく、そそくさと戻ってきた。

そうこうするうち、神輿は去って行き、
我慢できなくなった私は、苦眠中のオット君を笑いに行くことに。

「ヴ~~~うるせ~よ~~~ピ~ヒャラピ~ヒャラよ~~~


案の定、苦しがってるオット君を笑って起こして、朝食。
その後、スポーツクラブへ行く。
祭りのせいで、若干すいてるように感じた。快適快適。

そして夕方。
祭り見物へ。

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 夜になってからの方が
 写真キレイだったかも

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 祭りの女のコたちはカワイイ

オット君が写そうとするのをヤメさせて、私が写す。

危ねーぜ!
オッさんなんだからサー�E�ÁE�M

ほらッ!
捕まるよ。

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 えらく沢山いる
 おまわりサンたち

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 「リンゴ飴買ってく?」

 「もちろんッスよ」

 「赤いの?青いの?」

 「え?青のリンゴ飴なんて
  あるンすか?」

 「何?
  ちゃんと見回らないと
  ダメじゃないか!」

  チャンチャン♪

この後、すぐおまわりサンたちは解散した。
神輿の護衛隊だったのかな~。

しかし、ここの祭りは梅雨時だってのに、毎回、いつも晴れてる。
4年前も晴れてたな~。

誰だろう、晴れオトコ(オンナ)。
きっといるんだろ~な~。
そんで神輿、担いでンだろ~な~

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ものすごく小さい神社だからアッと言う間に飽きちゃって、帰ることに。

とはいえ、
こんな時簡にさんざんウロついたからまっすぐ帰るハズもなく、
そば屋へ直行。

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え?
またビール飲むの??
朝まで呑んでたくせにッ???

え~?
だからいつまでたっても、コレステローラーなんだよッ

……

などと言うことは全然なく、

か~ビールうんめ~ね!

と、美味しくいただいたのでシタ

めでたしめでたし

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