家猫になる運命

10月4日。

ウイルスチェック再トライのため、病院へ行ったタイガー。

「おとなしく洗濯ネットに入りました」
「歯がないので噛まないと思います」
「おとなしいコです」

結果、先生に嘘をついたことになった。

ネットから顔を出したら、そりゃあもう大大大暴れ!
急いでキャリーバッグに戻した。

ノラだったタイガーを病院で診ることはムリだと言われた。
そりゃそうだ。
先生はタイガーに2回、流血させられたもんね。
私はかすり傷で済んじゃって申し訳なかった。

いろいろ相談した結果、思いきって麻酔をかけウイルスチェックをすることにした。
せっかく麻酔をかけるんだから、この際やれることを全部やってもらった。

家猫になる運命

 ウイルスチェック
 血液検査
 抜歯
 ステロイド注射
 口腔内洗浄
 補液
 爪切りで
 33,480円也〜

 このヨダレをなんとかしたかったんだ〜

 歯は6本残ってたけどボロボロ
 口腔内のただれもひどく穴が空いてるとのこと
 抜歯と洗浄でヨダレと痛みが止まった

実はタイガーを病院へ連れて行く前に決めていたことがあった。

★エイズもしくは白血病なら家へ連れて帰らず仕事場で生涯、面倒をみる

可哀想だけど仕方がない。
できるだけ暖かくして暮らしてもらおうと思っていた。
ところが!

数日前にウイルスチェックする猫がやたら病院へ来てたらしい。
なので検査薬が切れてて、まだ届かないとのこと。
血液だけ採取して翌日、検査薬が届いたら結果を知らせると言われた。

こんなことってあるー!?

また仕事場に連れ帰るの?
なんともなかったら、そこから家に連れて行くの?
そんな気安くキャリーバックに入ってくれる方じゃないからね。

もうね、しょうがなかったよ。
キャリアかどうかも分からないまま家に連れて帰ったよ。
で、翌日病院から電話があったよ。

結果、猫エイズ〜。

タイガー、やってくれたわ。
どっちにしろ家猫になる運命だったんだわ。
なんかわかんないけど、そうなることがもう決まってたんだわ。
どこで決まったんだか知らないけど。

血液検査の結果は意外にも悪くなく、貧血の値がギリギリセーフといったところ。

家猫になる運命

 初のタマホームはウイルス結果が不明だから
 ケージの中に簡易ケージを入れ

家猫になる運命

 その中にタイガー

 顔色悪っ!

それが翌朝。

家猫になる運命

 抜歯して口腔内の痛みがなくなったらしく
 こんなリラックスするタイガーを見たのは
 初めてだった

家猫になる運命

 痛くないから喉も触らせてくれた
 こんなに人懐っこいコだったことも
 初めて知った

家猫になる運命

 ベロは潰瘍化であまり動かなく
 口腔内は発症してるとのこと

結局キャリアだったから他のネコらとは隔離するしかなく、タイガーがケージの中にいる時だけ、ほかのネコたちはタイガー部屋に入ってもいいことにした。

そう簡単に感染しないとはいっても、水とトイレを別々にするなんて不可能だもん。

タイガーはほかのネコたちを見てもクールで、ストレスもなさそうだからちょっと安心。

タイガーと知り合って1年弱、こうしてようやく家猫にできた。

家猫になる運命

 いつ死んじゃうかって怯えてたけど
 この感じだと数年は生きられるかも

なんて安心したのもつかの間。

急に気温が下がった10月10日から、タイガーの態度が硬化。

どうやら口の中が痛いらしい。
貰っていた口内炎の薬を飲ませ始める。
数日間は飲んだけど、その後まったく受け付けなくなり、ごはんもまったく食べなくなった。

家猫になる運命

 みるみる痩せて
 年は越せないかもと思い始めた

あの日、毛布を敷こうか迷って、結局、敷いてやらなかった私のせいだと悔やんだ。

ごはんはほんの少し食べるようになったけど、薬入りちゅ〜るは飲まない。
近づけると口をくちゃくちゃさせてイヤがるので、投薬は断念した。

家猫になる運命

 ちょっとの寒さが大敵だと分かり
 ヒートマットと遠赤外線マットを購入

にんじんとエノキとマグロを煮たものをあげたら少し食べた。
ビンチョウマグロとホタテの刺身をあげたら食べたので、生とボイルを半々にしてあげてた。
そしたらある日、吐いちゃってもう食べなくなった。

そんなことを繰り返してるうち、カリカリをまた少し食べるようになった。

家猫になる運命

 今は1日1食だけど
 ようやく体調が戻ってきた

ご飯皿をプレゼントしてくれた猫仲間のご夫妻が、先日、またまたちゅ〜るを差し入れてくれた。
せっかくだしダメ元で薬を入れてあげたら、ペロリとたいらげて嬉しかった〜。

さらに驚くことに、タイガーったら発情期に入ってしまった。

先生曰く
「体調が良くなって環境が良かったからですね」
だって。
この1年間、まったく発情してなかったのに。

嬉しい気はするけど、とにかくウルサいよ。
夜中じゅう鳴けるぐらいの体力がついたことは分かったよ。

タイガーと初めて会ったあの時。
きっと、すでにカラダはギリギリだったのかもしれない。

家猫になる運命

 なんのイキモノだ?
 ってぐらいの顔だったのが

家猫になる運命

 ネコだね
 ってぐらいまでは復活

死んじゃうかもって思ってた時、よくタイガーに言ってたこと。

「死んでもいいけど、1回は元気になってから死んでよね」

タイガー、お願い聞いてくれた。

よく来たね。

タイガーに寝かせて貰えず目の下にクマを100匹飼ってる夫クンに応援を ワタクシハグッスリネテオリマス

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