それは今から3ヶ月前の雷の夜。
4月なのに珍しい雷雨。
それもすぐおさまり雨もやんだので、
夜ご飯は外食となった。
駅で待ち合わせのため、玄関開けた20時半。
お隣さんがニャーニャーとネコにまとわりつかれていた。
「あ、ネコ…」
と認識するかしないかのうちにネコまっしぐらに向かってきた。
躊躇なくタマハウスへ入ろうとする。
ダメダメダメ!
神経質な変なネコいっぱいいるんだから。
ということで、事件です。
捨て猫です!
その時はあまりの人懐こさと初めての洋猫に、
「迷子に違いない」
と思った。
いや、そう信じたかった。
当然、外食はとりやめ。
予備のフロントラインもなくウイルス有無も分からないので、
急いでケージを組み立てて迷い猫を入れて一室に隔離。
お腹ぐーぐー言わせながらポスター作成。
今となっては捨て猫だったんだけど、
ポスターを貼りながら迷子になったネコを探してる人を探した。
ネコ探してる人、全然だーれもいなかった。
ぐったり疲れながら居酒屋へ駆け込み、
遅い夜ご飯。
これが2017年4月3日の夜のこと。
タマホーム始まって以来の
洋猫に舞い上がり
「姫」という仮名をつけてしまった
姫は生まれて初めての外だったらしく、
不安で不安でずっとくっついてきてて、
とても可哀想だった。
3ヶ月分の捨て猫話が溜まってるタマに応援を イツ、ゲンザイニオイツケルノダ?