私は気づかなかった。
サンがそこに入るまで。
全然。
上に置いてあるのは
ファーの帽子
もしくは
ファーのバッグでは
ございません
いつも通りの猫タワー。
そう思って見ていたら。
ポヂシッポの隙間に
見えるのは?
サンの背中
上の段?
あんなところに登れるの?
つーか
入れるようになってたの??
全然、知らなかった。
ステレオ狂が、
いつの間にやら空洞にしていた上の段。
そんな上の段を見つけて登ったサン。
ポヂを触りたい一心で!
サン
必死の手のひら
黙って見下ろすポヂ。
特に何の感想もなさそうに見えたが、
そこでくつろぐ気が失せたらしい。
立ち去ってしまう。
鳴らないステレオ、独り占めのサン。
上の段でご満悦。
♪~
このシルエット……
やっぱりネコって、この形。
子供でも描ける、この形。
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