冬帰省

お正月の飛行機は高い。
というワケで、我らヘッポコ夫婦は正月明けの三連休を利用して北海道帰省を実行。
今回は帰省というより学生時代の恩師の回顧展があり、それに合わせてクラス会開催ということで、それに出席する目的の方が大きかった。
でも、回顧展&クラス会がなくても、やっぱり高い時期の帰省は避けたい。だって、本当に飛行機の金額が全然違う!のだ。
私の場合、3泊4日のうち2泊は札幌でお泊まり。それで合計35,000円未満というのはスゴく安いと思う。飛行機、往復乗ったのに。ホテルに2泊したのに。
ホテルに泊まらず飛行機だけだと逆に高くなるっていうのが、初めて知った時は理解できなかった。今でも理解できないけど、きっとそういうシステムなのでしょう。
夫の場合は、今回マイレージを使えたので、マイル移行手数料のわずか6,200円で行けた。これもスゴいな~。
夫は札幌には行かず実家で過ごしていたので、ホテル代もいらなかった。

今回、やっとデビューできたマイレージ。
なんだか面倒な気がしてなかなか取り組めなかったのだ。でも、毎年無効になるポイントがあるのは知っていた。
「ちゃんと勉強すれば、お得に活用できるのかな?」
重い腰をあげて取り組んでみた。すると……
なんてことなかったよ~。すごく簡単だったんだ~!

今までは、クレジットカードで貯めたポイントを商品券や品物に交換していた。去年は体重ブログに出てくる体脂肪計を貰った。今年も物色したけど特に欲しいものはなかったので、また商品券かな~なんて思っていたのだ。ただ、商品券は我ら夫婦には使い勝手が悪かった。
それなら年に1回は北海道へ行くンだから、マイレージに移行して航空券を無料にして貰ったほうがずっとお得感がある。それに気づいての初挑戦だった。
そして実際、すごいお得感だった。
あーもっと早くトライしてれば良かった~!
……
いんや、今からでも遅くはない。

マイルに目覚めた私は早速、公共料金から携帯料金まで全てクレジットカードに切り替えた。目的が決まっているせいで、ポイントを貯める楽しさに気づいたってとこだ。
すでに夏帰省のマイルも、1人分は確保してある。
う~ん、節約上手~!

ということで、まずは夫の実家。
ココは本当に『北の国から Vol.1 [DVD]』の世界。

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 道路はこんなだ

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 家の前もこんなだ

雪、積もり放題。
雪以外な~んにもないココでは、家から車で15分ほどのところにある温泉が何よりのお楽しみ。雪がちらつく中で入る露天風呂は格別だった。
三連休を利用しての帰省なので長居はできず、1泊のみで夫を残して去る。嫁失格!

駅のホームで、たった3分電車を待ってただけなのに、カラダがガタガタ震えだした!
「そうなんだ、寒いと意思には関係なくカラダって震えるンだ~」
寒さに震えながらそんなことを考えていた。
そして札幌へ。

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 ホテルの窓から

札幌は雪が全然なかった。
屋上には積もってるけど、道路は全く雪がなく歩きやすかった。その代わり、寒さがより厳しく、寒いというよりもはや『冷たい』。鼻の奥が寒さでツ~ンと痛くなり、涙が勝手にどんどん出て来た。どさんこ友人にこれを言うと「もう南国体質になっちゃったんだね~」と言われた。そうかもしれんね。

札幌到着後すぐ、恩師回顧展にかけつけた。

【木路毛五郎展】

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搬出のお手伝いをするから少し早めに行こうと思っていたのに、ギリギリになってしまった。結局、先生の絵はすっ飛ばして見ることになる。ナニやってんだか?
でも先生の絵は、迫力満点でとても良かった。

で、例のごとくクラス会は盛り上がり朝まで友人らと遊び、翌日は中学時代の友人と5時間ロイヤルホストでお喋りして(迷惑客?)北海道を満喫し、翌日飛行機は朝早い8時半のだから早く寝ようと床についた。
しかし、友人とのお喋りが楽しかったせいかなかなか寝つけず、結局12時半ごろ眠った。
すると、夜中に突然、
ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー�r�b�N��
っと、トテツモないブザー音。
「え? え? なんら? どーひた�I�H
電気のスイッチを探すが身体がワナワナで、どうにも探せない。ようやく電気をつけたが、だからといって理解できない。響き渡るブザー音。
ここで一つ分かったことがある。それは、
人間は熟睡中、爆音で起こされると身体中から汗が吹き出るということが[emoji:e-1]
全身、汗だくになった。あー苦しかった。

結局ナンだったかというと、ドアを開けっ放しにして風呂に入ると、その湯気で火災報知器が作動してしまうということだった。
確かに注意書きがしてあったよ。
それにしても真夜中の2時半だよ。
真夜中2時半に風呂に入るのはその人の勝手だとして、風呂の湯気で作動する火災報知器なんて外してまえーーー!
ちなみにそのホテルは『東急イン』だけどね。
でも、本当の火事じゃなくて良かった。
「火事ではありません」とアナウンスが入った時、「本当の火事だったら…?」と初めて実感して怖かった。
本当の火事なら、あのブザー爆音は確かに必要だろう。

何事もなかったといっても心臓バックバクになったから、もう眠れなかった。
ウトウトしてようやく眠ったと思ったらもう起床時間6時。
ブルブルしながら起きて準備してJRに乗って千歳へ。
そしたらナント!
飛行機2時間遅れーーーー�r�b�N��
てことは10時半の飛行機になっちゃったってこと? 寝不足だけどブルブルしながら早起きしたのに?
確かに昨日から雪がどんどこ降り出していた。
……
「もうイイや、どこかで朝ご飯食べるよ、これだから冬の北海道ってヤなんだよ!」
でも怒ったってしょうがないし雪だからしょうがないしそれは北海道だから当然のことだしカラダはヘロヘロだし、で、なんか美味しいもの食べようと入ったサンドイッチ屋さん。

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 エビサンドとハムサンド

う~ん、とっても美味し~い。
スープもついてるしコーヒーも美味しいうえ、お代わり自由だ。
「やったね~これはこれでイイじゃ~ん」と、の~んびり食べていた。
するとアナウンスンが聞こえた。それによると、東京羽田行きは9時に早まった、となっていた。
「えー?」
のんびりしてる場合じゃないよ、と大急ぎで残りのサンドイッチを口に放り込む。少しオエッとなる。コーヒーのお代わり欲しいけどそんな余裕ないわ、と食べて支払いして検査を通り抜けて搭乗口へ。
「あれ?」
???……
マヌけな私は、違う飛行機のアナウンスを聞いて慌てていたのだった。
残り1時間半。
すっかり脱力した私は、ぼけ~っと椅子に座って飛行機が来るのを待った。

今回の旅は、実はのっけからギリギリ大慌ての旅だった。
行きのリムジンバス乗り場には、ギリギリ5分前に着いた。
札幌行きのJRには、ギリギリ5分前に着いた。
回顧展ギャラリーには、間に合いそうもないからタクシー使っちゃった。
友人との約束時間までに、おみやげを走って買いまわった。
そして飛行機がコレだった。
全部、間に合ったから良かったけど、もう大人なので注意したい。

そして今回の自分用おみやげはこれ。
去年の秋、妹に買ってきて貰ってからやみつきに。

【ペイストリースナッフルスのチーズオムレット】

8個入り1050円(送料別)

【こちら留守番隊】

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留守中は妹夫婦がご飯&トイレ&ブラッシングに来てくれる。
いつもいつもありがとう。助かってます。感謝です。
帰ったらポヂの毛がサラッサラになっててビックリした。
可愛がってくれてアリガトウ。

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