マメが、コブ取り爺さんになった。
それも驚いたがそれ以上に困ったのが、
口の中が痛くてご飯が食べられないコト。
朝はガツガツのくれぇくれぇだったのに……
サンの目薬を取りに獣医さんのところへ行ってきた帰りだったが、
食べられないコトは一刻を争うことなので、
速攻、再度、動物病院へ。
動物病院助手さん、私の顔を見た途端、
「わっ!また来てる」のビックリ顔。
「帰ったら別のコが大変なコトに!」
言い訳するタマ。
ナゼだ?
分からんが言ってしまう。
診断の結果は、歯茎の化膿。
右下の犬歯の歯茎から血が出てた!
あああ”ーーーー
ちっとも気づかなかったよーーーー!!!
ごめんよごめんよ、おマメぇぇぇぇ
犬歯からのバイ菌が奥歯まで移動して、顎の付け根が腫れたらしい。
酷くなると、顎の骨に穴が開くという。
しばらくは薬で様子見。
腫れと出血が治まっても歯がグラつくなら、
やっかいなことになるかもという話。
やっかいなことって?
やっかいなことって??
やっかいなことってーーーー???
歯を抜かなきゃならんようになるってコトです。
抜くなら全身麻酔。
長老おマメに全身麻酔はもうちょっと……
というのが、オトコマエ先生と私とオット君の意見。
とりあえず、良くなるか悪くなるかは分からないので、
薬を飲んで様子見。
ここが
コブ取り爺さん
こっちは
シュッと
してるのに
こっちが
プッくら
こっちは
シュッと
してるのに
こっちが
プッくら
どーだ
恐い顔だろう
すぐ薬を飲ませたが、
やっぱり痛くて食べられないという。
スープ仕立てのレトルトをあげると、スープは飲める。
だが、ものすごく小っちゃな固形でも口に入ると「キャッ!」と痛がる。
食べてる時に急に痛いというのは
「誰かのせい」
と思うらしく、「キャッ!」となるとタマを睨む。
……タマのせいらしい。
「キャッ!」として睨む。
「キャッ!」として睨む。
そして、ご飯から逃げる。
ううーん、困った……
これ以上痩せちゃうと、命にかかわる。
そしてタマは考えた。
いつものご飯をすり潰そう。
離乳食みたいにギモヂの悪いご飯を作ろう!(赤ちゃんゴメン)
カリカリを
お湯でふやかし
すり潰して
生クリームを混ぜる
オエッ
ギモヂ悪ッ
何それ
だよね?
老人食なのか離乳食なのか分からんモノに、
ポヂお君は「うえっ」となって逃げて行きました。
オレ
大丈夫ー!
オレ
食べるーー
サンはもうヤめて……
幸いマメは生クリーム大好きなので、なんとか食べられた。
しかし、これからどうしよう。
そう思っていた途端
それまでは、その売り場にはなかったのに、
マメのために急遽、仕入れてくれたかのように、
新しい缶詰が!
ネコの神様っているの?
舐めて
食べられる
んだって!
この缶詰のおかげで、マメ、一気に2缶食い。
全く痛くないらしい。
良かった良かったと、6缶買いました。
これからしばらく、この缶詰か?
と思いきや。
翌日、痛みはなくなったようだ。
もし痛がると可哀想なので、
投薬3日目から普通のカリカリを缶詰に混ぜてあげてみた。
普通に食べてた。
なにはともあれ、普通に食べられるので一安心。
食べられなかったその夜は、みるみる衰弱してくように見えた。
目が虚ろなマメだった。
コワかった……
今はもう大丈夫。
今日は投薬5日目だけど、腫れはまだちょっとある。
歯茎の血は、まだ確認していない。
見せて貰うには、無理やり口を開けないといけないので、
顎の腫れが引いてからにしようと思ってる。
薬でなんとか治まりますよーに
抜かないで、このままいけますよーに!!!
高齢化が進むタマホームに応援を
いつもありがとうございます!