我が家の扇風機狂が近頃、
ステレオ狂と化している。
「ステレオがね」
これを枕詞にしないと喋ることもままならない。
そんなステレオ狂が我が家に持ち込む
古~いステレオの数々。
その、ほとんどが使えない。
回転数が遅くて遅くて、
ジョン・レノンの声も太くて太くて。
それらを使えるようにステレオ狂君は、
日々、ステレオをバラしている。
そのバラされた、中身がなにもない外枠だけが、
我が家に持ち込まれているのだ。
これを意外に喜んでいるのが、
お猫様たち。
ちょうど窓枠ぐらいの高さがあり、
ここでべローンと寝転がれば、とても涼しい。
JAWS・サンに噛まれることもなく
DV・サンに襲撃されることもない。
サン解放時間帯の、
マメ用安全地帯にもなる。
レコード聴けない
ステレオ
猫が爪研いじゃって、
発狂してたステレオ狂
登れないサン。
ガン見。
登って来られないとはいえ、
目玉ナシの目で延々のガン見は、耐えられそうにないマメ。
顔がイヤだと言っている。
マメ、5分ともたず寝室に避難したが、
でもまあこんな感じで、
お猫様らは登るのであろう。
そう思っていたら…
えっ?
下???
……
んっ?
木陰気分か
これが我が家の、ステレオ使用法。
ステレオ狂に火がつかなければいいけど…
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