サスペンス

去年の初冬のころ。

いずれは全匹一緒に生活して貰わないと。
そう思って、
サンが病気持ちでないことを確認後、
早く慣れるよう、全匹放し飼いにしていた。

そして、テンが膀胱炎になった。

うっかり地上に降りると、
JAWS・サンがすっ飛んできて、
噛む。

テンは、アイコンタクトもとらず、
いきなり襲いかかってくるサンが恐くて恐くて、
地上に降りられない。
そして、トイレを我慢してるうちに膀胱炎。

これはイケナイ。
とても可哀想なことをしてしまった。
気づかなくてゴメンねゴメンね。

ということで、
天井付近にも猫トイレを設置した。

そしてテンは、心おきなく安心して、
いつでも用を足すことができるようになった。

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 準備中

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 実行中

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 後片付け中

同じく、サンが恐いマメも、
高いところで心おきなく安心して、
用を足される。

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 実行中

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 真剣

これでテン子の膀胱も安心。

時々だが、ここでポヂも用を足される。

高いトイレで用を足されるのは結構だが、
皆様、とても砂を散らばらせてくれる。

この高いトイレの下には、
我ら人間が眠るベッドがある。

にもかかわらず、
とても砂を散らばらせてくれる。

オット君曰く、
私は口を開けて眠っているらしい。

いつか、眠ってる私の口に、
用を足された猫砂が入ってくるのではないかと、
毎晩ヒヤヒヤだ。

普通に用を足せばいいものを、
驚くくらい砂を散らばらせてくれる。

まるで、
こうしてンじゃないか?
と疑いたくなるくらいに。

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 とりゃ!
 そりゃ!

毎夜現れる
妖怪・砂掛けネコら。

毎夜、サスペンス。

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