朝、目が覚めると、
枕元には毎朝、必ず、テンがいた。
テンが死んだ翌朝。
当然、そこにテンはいない。
その代わりに、
いつもなら絶対ベッドにいないはずのコが、
そこにいた。
ポヂ。
私はすでに起きていて知らなかったが、
ポヂが珍しくオット君の隣で寝ていたらしい。
テンがいなくなったことを思い知らされた朝は、
ポヂがそこにいてくれるだけで、慰められる。
「ポヂ~そばにいてくれたんだ~」
オット君は、甘えた声でポヂにすがりつく。
すると……
ビシッ[emoji:i-197]
かなり強く、本気で叩かれたらしい [emoji:v-217][emoji:e-329]
ポヂのパンチは、早くて重くて痛い。
おそらく、こんな感じだったのだろう。
メソメソ
すんなっ[emoji:i-197]
…… [emoji:v-359]
朝食を作りながら泣いていた私だったが、
起きてきたオット君からこの話を聞いて、
かなり笑った。
そして、判った。
テン子の死は、
他のcat’らには一切、関係ないのだ。
それはそれは、見事なくらいに。
オット君がウザかったポヂに応援を [emoji:i-192]
いつもありがとうございます!