捨て猫はケージ姫

姫は迷子に違いないと思ったせいか。

はたまた姫が初めての洋猫だったせいか。

初動がいろいろ間違った。

いつもなら動物病院で一番に、
ノミトリと検便とウイルスチェックをやってた。

それなのに!

肝心のウイルスチェックをしなかった。

しないとどうなるかというと、
先住猫とすぐ一緒にできない。

そうは言っても、
いきなりアノへんてこ猫らと会わせられるワケもない。

しばらくはケージで顔合わせしないといけないから、
まっいっか。

と、ケージをリビングに移動したが、
ここでもまたオカシなことをやってた。

小さなケージを準備してた。

なぜ普通のケージにしない?
後日変更したけど、
なぜ小さいケージをチョイスしたのか、あの時の自分が分からない。

ともかく、
小さいケージをリビングに設置したところ。

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 なぜキミが入ってる?

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 なぜキミも
 そこでご飯を食べると
 言い張る?

『ニンゲンは怖くないよ訓練』のとき、
あんなにケージを嫌がってたのに。

姫はどうだろう?
いくらおとなしくても「出せ出せ」と騒ぐだろうか?

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 さっぱり予測のつかないまま
 リビングデビュー

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 この段階で
 サン以外の全員が別室へ避難
 このあと2日間
 リビングに来ないというビビり軍団

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 そして姫はまったく一言も
「出る!出たい!」
 とは言わなかった

むしろ、
ケージの扉を開けると自らスタスタと入って行く。

驚愕だった。
そんなネコっている?
タマハウス始まって以来ですよ。

そこで、またまた保護猫デカチームの推理。

姫は物心ついた時にはすでにニンゲンと暮らしてた。
ただし、生活の場はケージの中。
時々ケージから出してもらうけど、
抱っこが終わるとすぐケージに戻されていた。

そう考えればすべてに合点がいく。
ニンゲンを信じきってる姫は、大きな音がしても怖がらない。
警戒心のかけらもない、怖いもの知らず。
それは1歳になってもケージの中だけしか知らず、
なんにも経験してない故の怖いもの知らずだと感じた。

遺棄した犯人はやはりブリーダーなのか?
もしくはネコ初心者の部屋を汚されたくない女子なのか?

推理が当たってたら、本当に姫は可哀想だった。

可哀想なケージ姫は、まあとにかくよく眠る。
捨てられたショックから疲労がまだ抜けないのかもしれない。
本当によく眠る。
眠るのはいいんだけど…

寝方がなにやら、いろいろオカしい。

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 クサない?

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 トイレの淵をアゴ枕って…
 よく眠れるね

やっと普通に寝床で眠ってるかと思ったら。

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 アタマどこ?
 苦しくないの?
 見てて怖い!

怖いっていえば…

姫はニンゲンがいると、どうしても話しかけたい気さくなネコ。

爆睡しててもニンゲンの気配を感じたら、何としてでも話しかけたい。

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 ニンゲンのオバさんが近くに来たから
 話しかけなくっちゃ!
 と寝ぼけながら頑張った顔がコレ!

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 眠いけど
 話しかけてくるよ〜

普段は可愛いんだよ。

可愛いんだけどさ。

そんなに無理して起きてなきゃいけないキミの仕事って何だ?

寝てる間に捨てられると思ってたかもしれないケージ姫に応援を ニドトナイワ!

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見に来てくれてありがとう
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