サンの様子がだいたい分かってきたポヂ。
サンが追いかけてきても、すぐ壁に激突して追いつかれないことも。
サンを思い切り叩くと、3本足でバランスが取れず、スッ転ぶことも。
サンがエキサイトすると、噛みついてくることも。
それらを理解してきたポヂ。
そろそろ、教育的指導が始まるか。
※最後に私の怒り声が入っているので音声注意
ポヂ先生、逃げてるし。
しかも、噛まれて。
大人ネコは、どうしても小さいコには手加減してしまう。
チビッ子相手に本気を出しちゃイケナイという決まりが、遺伝子に備わってるのか?
日々、こんな調子でポヂはサンを教育。
……
ポヂ先生。
そんなところまで?
ポヂ先生の指導のもと、粗相をせずに済んだサン。
目がよく見えないサンは、動くものを『獲物』と捉えている。
気長に教育してくれたポヂのことを、最近ようやく『獲物』と見なさなくなったらしい。
サンの『獲物』ではなくなったポヂ先生。
やっぱり夜はグッタリなのだ。
雑誌の上だろうがリモコンの上だろうが、どこでもバタンキュー。
リモコンが見当たらない場合は、大抵、ポヂの腹の下。