ビビって隠れっぱなしだった花とトリだったが、
人間と一緒にオモチャで遊ぶようになってきた。
早い段階で1室フリーにしちゃったから、
遊ぶとはいえなかなか触れない。
だけど、このまま遊び三昧で人慣れできたらいいなと思ってた。
その反面。
それだと時間かかるかもな、という思いもあった。
ケージでやり直したほうが早いのは分かってた。
でも、ちょっと慣れてきたからこのままでもいいかな?
なんて、ついつい妥協してしまうのは、
ケージ内での暮らしを可哀想って感じてしまうから。
ワクチン接種に連れて行くから、
もしケージに戻すなら病院帰りだな、とも考えていた。
キャリーバッグからそのままケージに入れれば、ネコも人間もラクだ。
で、獣医さんに相談したところ、
やはり即、ケージ内で修行やり直しとなった。
そこに入って
ワクチン接種に
行くんだよ
キャリーバッグにはすぐ入れられたけど、
病院に着くまでの間は案の定、大騒ぎ。
病院では2匹とも暴れそうだったから、
ウイルスチェックは諦めてワクチンのみ。
帰宅後
ケージの中へ
家猫修行
やり直しだが…
ご飯も食べず水も飲まず固まったままに。
そして、人間が寝静まると…
ぎゃおーん
ぎゃわわーーん!
わおーんわおーーん!!
訳すと
花兄ちゃーん! どこーー?
トリこそどこー? オレこわーい!!
アタチだってこわーい! たちけてーー!!
とまあ、持てる限りの力で一晩頑張った。
子猫というものは、
いついかなる時でも可愛いとお思いでしょうが。
一晩中
鳴き明かすと
子猫だって
こんなに
やつれる
可哀想だけどしょうがない。
人間だって寝不足だ。
この雄叫びを何日続ける気だろうと恐れおののいていたが、そこは子猫。
一日で終わった。
可愛い
容器があったから
寝床にしたら
そこにもすぐ
入った
緊張状態なのに
寝顔は笑みに
なっちゃうようだ
緊張状態は続くのだが、なんせ子猫の体力は少ない。
人間が近くで
ウロウロしても
まったく
起きてられない
状態に
こうして花の家猫修行が始まりました。
人間が思う『ネコが可哀想』なことと、ネコ自身が感じる可哀想なことは違う。
自分の情を優先してしまうのはネコにとって良くないことと分かってるのに。
それがなかなか難しい…
雄叫びを
あげてたら
先住猫の糸に
めっちゃ叱られ
黙り込むの図
花を叱る糸の声でその都度びっくりしてたタマに応援を ネコ、ウルセー!
見に来てくれてありがとう