ある日から血便が出た。とはいえも17歳の
おジイネコ。に血が付いてたのを発見し一瞬ギョッとしたものの
「うわっうわっう~」とエビ反ることはなく、ジッとを見つめて
アレコレ思いを巡らせておったのである。というのも最近の
の大食いときたら半端ねぇ~って感じだなのだ。カラダの大っきなあ
のでさえ猫缶1缶も食さぬというのにとき
たら3缶も食するのである。そしては日に2回も執り行われるので
あるから、そりゃあ血便も出るであろうというのが血付きを凝視し
て出した結論であったが、そこはやはり心配なので翌日早速オトコ前
獣医先生の元へ乗せ自転車を走らせた。すると診断結果は
やはりのし過ぎ。粘膜が切れて血がに付いたのだと言う。深刻な
病気じゃないのは良かったがのし過ぎってどうよ?とさすがにぼんや
りしてしまう。ある時から食が不安定になったをこれ以上
痩せさせるわけにはいかぬ!と思ったタマは食したいものを食したい
だけ与えることに決めたのだが、オトコ前先生が言うには「
チャンはどうやら缶詰だと栄養を吸収しにくいのでしょう。カリカリ
を食べないなら缶詰にカリカリを混ぜてあげてください」と言われ、さ
らに「食べなくなるコが多いのに『くれぇくれぇ』というコは本当に
飼い主孝行なコですよ」とまで言わしめた食欲王。飼い主
タマも「ありがたや~」とに感謝しながらカリカリを缶詰
に混ぜ、日々その配合の研究にいそしんでおったある日。相も変わら
ず「くれぇくれぇ」のの叫び声を後回しにし、もっとヒド
い「くれぇくれぇ」怪獣のご飯したくに追われていたとこ
ろ、なんとはのカリカリを普通に食してる
ではないかーその光景を目の当たりにして「騙されていた」と
ガックリするタマに気づいたは急いでやって来ると「くれ
ぇくれぇ」とタマの顔に向かって叫ぶのであった。それはそれは臭い
息なのであった。そしてタマが見ているとやはりカリカリは食さず缶
詰を「くれぇくれぇ」と近所中に響き渡る声で、あたかも虐待されて
いるかのような声で泣き叫ぶのである。朝晩こんな騒ぎの中、目を離
すとすぐやのご飯を横取りして注意されて
いたがいなくなったことが意外にもタマの負担を少なくし
てくれてたと気づく今日この頃であった。幸いのは日に
1回と減り、血便も出なくなったので缶詰とカリカリの配合は続けて
おるがの『本当はカリカリだけでもいける疑惑』は残った
ままなのだ。
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