3月23日(水)優しい優しいおとうちゃんとおかあちゃんが
ゆずを迎えに来てくれた。
おとうちゃんに新しい名前もつけてもらったよ。
ゆず改め胡春ちゃんになりました。
胡春のポスターは作ったけど保護猫が5匹もいたので、
募集サイトの掲載はしておらず、結局しなかった。
胡春が私の前に現れたのは、ライチと同じ2015年の9月ごろ。
家族全員で通ってたもんね。
子猫たちは元気いっぱいで食欲旺盛。
胡春だって他のコたちに全然負けず、ガツガツ食べてた。
生後3ヶ月ごろ
生後4ヶ月に
なると
勝手に部屋の中へ
入ってくるように
不法侵入のうえ
室内にあった
オモチャを
勝手に外へ
持ち出され
オモチャを追って
車道へ飛び出す
んじゃなかろうか
と気が気じゃ
なかったので
このあと没収
胡春とあんずはほとんど見分けがつかなかったのだが、
4ヶ月ごろになるとちょっとずつ個性が出てきた。
胡春は、きょうだいの中でも特に用心深かった。
一番最初にベランダに来るのに、すぐご飯を食べようとしない。
早く食べたいと反復横跳びするぐらい気がはやってるくせに、
なかなか皿まで来ない。
他のきょうだいが食べるのを見てから、
やっとみんなの後ろでウロウロする。
こっちも胡春がちゃんと食べられるか心配だから、
みんなと離れたところに皿を置く。
それでやっと皿まで来る。
が!
食べる分だけくわえて持ってくから、残りをあんずが食べちゃってる。
胡春に何度「早く」って言ったことか。
胡春に1食分を食べさせるのに、ホント手間がかかった。
手がかかったのはあの頃からだったんだな。
思い出したよ、もぉ。
そんな手間が3ヶ月続き、胡春を預かってもらえることが年の瀬に決まった。
預かりさんのお宅へ連れて行くのは、病院の関係で年明けになる。
連れて行く先が決まったから、すぐにでも保護したいと思った。
そう思っちゃったせいで室内に入れてしまい、胡春はパニックに。
結局、人間の手で室内のケージに入れた。
良かれと思ったことだったが、
これは胡春にかなり怖い思いをさせることになった。
今思い出しても胸が痛む。
ごめんね、胡春。本当にごめんね。
それでも食欲旺盛&快便だったのでそれほど心配してなかった。
長い冬休みをすべて胡春にささげた年明け早々、
胡春を預かりさんのお宅へ連れて行った。
ところが、預かりさんから「食が細い」と聞くようになった。
胡春には可哀想なことをしたという罪悪感もあり、心配でしょうがなくなった。
そこへ里親さん候補が出現。
知り合いの方だったので、ウチにいたほうが見に来てもらいやすい。
無理すればケージをもう一つ置けるとなり、
預けてから1ヶ月半後、胡春を戻してもらうことにした。
触るととても
痩せてた
写真で見ると
頭とカラダの
バランスが変
なのも分かる
あんずとも
無感動の
再会を果たす
胡春はきょうだいの中で一番用心深いが、ビビリではなかった。
触ろうとするとお尻を向けるだけでシャー!も言わない。
触ってもナンにも言わない。
それならと日に何度もスキンシップをはかると、
数日でゴロゴロいい、スリスリもしてくるようになった。
そうこうするうち
リラックス
できるように
なり
よく
眠ると
ご飯も
よく食べる
ようになる
あんずが
残ったご飯を
狙っている
のが分かると
目の前で
美味しそうに
食べるという
なかなか
いい性格にも
なってきた
ケージ越しに
遊ぶことを
覚え
1ヶ月で
かなりの
美貌の持ち主に
なった
区別がつかないほど似ていた胡春とあんず。
あんずはちょっとおバカ疑惑が持ち上がっていたが、
胡春は思慮深い美女になった。
なったはずだったのだが…お迎え前夜。
ええっ?
あんずと
同じこと
するの?
胡春に急遽、おバカ疑惑が発生したのだった。
一緒に暮らせば、おかあちゃんにはすぐバレるんだろうな。
そのおかあちゃんが初めて胡春に会いに来てくれた日。
最初こそお尻を向けていたのだが。
気づいたら
こんなふうに
おかあちゃんを
ガン見してた
胡春には2度も移動させ怖い思いをさせたので、
お迎えの日はかなり慎重にやらないと、と思っていたのだが。
ケージにキャリーバッグを入れ撫でていたら、
ゴロゴロ言いながら数秒で自分から中に入っちゃった。
フタを閉じても身動き一つせず、
(たぶん寝てた)
お迎え時間までおとなしーく待ってた。
この1ヶ月で、
胡春とコミュニケーションが取れてたのかなと感じられた。
胡春は保護されてからいつも2番目に迎えられていた。
すでにマロンがいた預かりさん宅へ。
すでにあんずがいたタマホームへ。
そんなこともあったので、胡春を先に連れて行ってもらった。
後からあんずも胡春のおうちへ行く予定です。
ようやくひとりっ子状態を満喫している胡春。
引っ越して
間もないのに
遊ぶ気マンマン!
さらに
ふっくら顔に
なった?
やっと愛情いっぱいの幸せなおうちにたどりついたね。
胡春の本当のおうちだから、もうどこにも行かなくてすむんだよ。
それが分かったのか、タマホームにいた時ともう顔が違ってる。
落ち着いて、おとなっぽくなったみたい。
さては都会の美女になる気だな。
実は、胡春にはすごくカッコいいところがあって。
前脚の
黒のライン
見れば見るほど
惚れ惚れする
ような
黒なんです
オット君に熱弁したら「は?」って言われたタマに応援を カンセイッテ、ジブンダケノモノダヨネー
見に来てくれてありがとう