おそらく、生まれてからずっと野良暮らしをしてたタイガー。
保護猫の里親募集やら去勢、避妊手術やら家猫にしちゃおうやらをやっていたのと平行してタイガーの面倒を仕事場で見てた。
口腔の状態が良くないから何度か室内に入れようとしたものの、自ら中に入ってくることはなかった。
なので
半年以上ベランダで外猫をしてた
それが、ある6月の雨の日。
その日はとても寒かった。
いつものようにベランダでご飯をあげようとすると。
思いきったように
自分から入ってきた
こんなに落ち着いて室内でご飯を食べたのは
初めて
おまけに眠りだした
そうかい。
キミは家猫になろうと決めたんだね。
それならということで、捕獲箱に入れて病院へ連れて行った。
ところがタイガー、大暴れ。
とてもじゃないけどウイルスチェックはできない。
となれば、家猫保護猫ワンサカいる家には連れて行けない。
おまけにガリガリで状態が悪いから麻酔もかけられない。
かけてもいいけど、リスクが高い。
ということで、せめて体重が増えるまで仕事場で面倒をみることに。
それまでの間、もし外に出たいと主張するなら外に戻すと決めたので、タイガーは地域猫のまま。
この先、地域猫のままか家猫になるのか、いずれタイガーが決めればいいと思ってた。
ホントは自分で食べられるけど
口内炎の薬を飲んでほしいから甘やかす
ヨダレやなにやらで
ガビガビの毛をブラッシング
物置代わりにしてた風呂場を綺麗にして
ケージから移動
高齢用のフードを買ったら粒が大きく
包丁で割ってた
チョーめんどい
猫仲間のご夫妻がタイガーを気にかけてくれて、ご飯皿をプレゼントしてくれたので。
これに入れて出すと
ぺろりと完食
食べやすかったんだね〜
オモチャにも
一瞬だけど興味を示した
こんな暮らしを続けてたけど、毎日、朝晩タイガーの元へ行くたび、こんなことを思ってた。
行ったら死んでるかも
8月まではそんな雰囲気を感じてた。
9月に入ったころ。
タイガーは懐いてはいないけど触らせてくれるしゴロゴロもいう。
ノラみたいに逃げ回ることはもうないだろうと思って室内フリーにした。
ヨダレだらだらなのは、しょうがない。
すると…
動くようになったせいか
ご飯を残すことがなくなり
もう大丈夫だ!
って思えるようになった
仕事用のマットを勝手に敷かれてた
返して貰ったけど臭いが取りきれず
もう使えないのでタイガーにあげた
も〜困るンだけど
滝のようなヨダレが強烈で
タイガー改めしずくって改名しようかという
話も出たぐらい
タイガーのヨダレは細菌が多く結構なニオイを放つ。
家が臭くなるのはイヤだけど、カラダも少しだけどふっくらしたし、これから寒くなるので仕事場から自宅へ連れ帰ることに決めた。
帰るからにはウイルスチェックをしなければ。
いざ病院へ再びトライ!
これが10月初めのこと。
もう捕獲箱じゃないよ
洗濯ネットに入れキャリーバックで来たよ
飼い猫みたいだね
ここからまた、いろいろ驚くことがありました。
動かないから写真にバリエーションがないタイガーに応援を ビョウインダトウゴキスギ、トイウカアバレスギ
見に来てくれてありがとう