すでに、さんざん紹介したサンのJAWSぶり。
一度、我ら人間が朝ご飯を食べていた際、
鮭が欲しかったサンに太ももを噛まれた私は、
あまりの痛さに泣いてしまった。
マジで。
ある日の、
サンが私のふくらはぎを噛む模様を、
コマ送りでご紹介しましょう。
サンの口にご注目。
ガッ
ブーッ!
イタタタタ!
コラッサン!
噛まれた時は、
あまりの痛さでカメラの手ぶれもヒドい。
1週間ぐらいは噛まれた跡が消えないのである。
当然、マメテンポヂらは全員、この痛さを味わい済みなワケで、
とりわけ唯一、女子なテン子ちゃんはカンカンのプンプンなのである。
これではイケナイ!
多頭で暮らす以上、そこそこのルールは守らせないと。
そこで私は、雷を落とすことに決めた。
マメとテンは、絶対サンには近寄らないのでいいが、
ポヂは避けながらも同じ場所にいるので、
油断すると噛まれる。
そしてある日。
「ピキャーッ……」
とても小さな悲鳴のようなものが聞こえた。
見ると、
サンがポヂの耳に食らいついて離さないのだ。
ポヂも痛くて逃げられそうにない。
今だ!
雷ドッカーン
どうするかというと、
サンをつかまえて押さえつけて太ももをペシペシ、である。
この際、本気で怒る。
サンの耳元で怖~い声で本気で怒る。
気迫は伝わるらしい。
この雷を2度ほど落としてからは、
ポヂを狙っているサンに「コラッサン!」と言うだけで、
ピュ~と逃げるようになった。
猫は背骨が弱く頭が固い。
触っているとそれは分かるし、
人間のカラダだって背骨に圧がかかるのは怖い感じがある。
なので、背中は絶対に!叩いてはいけない。
雷とまではいかなくても、
ポヂを噛んだ瞬間に私が近くにいたら、
肉のついた太ももか頭をペシッ!とやる。
その時も、たまたま近くにいたので、
サンがポヂに噛みついた瞬間、
サンの頭をはたいた。
それを見ていたオット君が驚きの声をあげる。
「サンの頭が、ガクン!ってなったよーーー!」
……
大げさな。
「ホントだってば! こんなんなったよーーー!」
そう言いながら頭をガクガクさせる。
そんなんなってないってば!
軽く、はたいただけだもん!
しかしオット君は譲らない。
まるで、この人形のようだったという。
赤べこ
ウソですよー!
その証拠に、
隙あらばポヂに元気よく噛みつくサンがいますからねー!!
「いいや、絶対こんなんだった!」
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